チャート分析の応用

押し目を待つ意味【RSIの本当の使い方】

こんにちは。とあるマイナー外科医です。

本日は押し目を待つ意味とRSIの本当の使い方について考えていきたいと思います。

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トレード戦略の前提

まず、押し目をエントリートリガーとする場合のトレード条件をダウ理論を前提としたトレンドフォロー戦略とします。

上図に簡略図を示しています。

いずれも赤丸でダウ理論の転換サインが完成を確認し、もう一度高値(安値)更新する前提でトレードするということになります。

よくわからないという方は「ダウ理論とエントリーのタイミング【エントリーすると逆行する理由】」を読んでみてくださいね。

ダウ理論とエントリーのタイミング【エントリーすると逆行する理由】

こんにちは。とあるマイナー外科医です。 今日はダウ理論をどうやってトレードに使っていくのか考えていこうと思います。 ダウ理論を使う際の前提条件についてはこちらをご参照ください。 初心者からプロまで納得 ...

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押し目を待つ理由

押し目を待つことによりいくつかの利点を考えることができます。

①損切りまでの値幅が縮む→同じリスク値でよりレバレッジを掛けられる

②値幅が出なくても1以上のリスクリワード比を確保できる→値動きが弱い相場でも勝ちを積みやすい

③損が出ている時間を少なくできる→メンタルに優しい

④同じリスクリワード比だと利確までのポジション保有時間が短くなる→メンタルに優しい

逆に、欠点としてはブレイクしたあと浅押しとなった場合には強いトレンドを取り損なう可能性があります。

上にブレイクアウトでエントリーした場合(A)と50%押しを待ってエントリーした場合(B)の簡略図を示しています。

リスクリワード比1:1で同じ損切り額とした場合、Aでエントリーするともう一度ブレイクして2倍近い値幅が出ないと利確できませんが(赤棒)、Bでエントリーした場合にはもう一度高値を試す程度の値幅(青棒)で利確できます。

利益額はどちらも同じです。

含み損でいる時間はAでエントリーしたほうが長くなります。

どちらのトレードがメンタルに優しいと思いますか?

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RSIの本当の使い方

それではオシレーターを使って実際の押し目を拾ってみましょう。

RSIはある期間の相対的な力関係を示すオシレーターです。

逆張りへの使用方法を説明されている場合が多いようですが、実際には順張りに使用したほうがよいと思います。

確かめたい方は一般的なオシレーター逆張り戦略でバックテストをしてみてください。

なかなか期待値のある方法をつくるのは難しいと思います。

それでは順張りに使用しますので、ダウの転換サイン後にRSIが50%以上逆行したところで順張り方向にエントリーしてみます。

GBPUSDの4時間足、RSIはベーシックな期間14としています。

GBPUSD 4H

いかがでしょうか。

最後の1回は必ず負けますが、なかなかいいところでエントリーシグナルが出ているように見えます。

利確タイミングと損切り戦略をしっかりつくることができればエッジのあるトレード手法を確立できるかもしれませんね。

基本にして最強 GMMA+RSI 二刀流FX」ではGMMAとRSIを併用したトレード戦略について紹介されています。

RSIを使ってみたいけど、戦略をどうやってたてたらいいかわからないという方は一度読んでみてもいいかもしれません。

このブログでは主にテクニカル分析について発信していますが、ファンダメンタル分析ができるとエントリー精度が上がると思います。

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それでは本日もよいトレードライフを!

  • この記事を書いた人

とあるマイナー外科医

アラサーのマイナー系外科専門医。 FXとインデックス投資を行う兼業投資家。 テクニカル分析を用いたFXのデイトレで資産30倍達成。

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